若者からの投票が日本を救う!!blog
ヽ(´▽`)ノ選挙は自分と自分の大事な人の未来の為に行くんだって事を感じてほしくて活動を始めました!ヽ(´▽`)ノ
電気事業法の一部改正についての僕なりの解釈 
さて、来ましたねぇ・・・電力改革法案と書かれていますが、これはれっきとした発電送電分離を行って送電部分を民間に委託すると言う各国が失敗してきた法律をそのまま日本に導入して失敗する事が目に見えている法律が衆議院を通過しました。
民主党もこれを望んでいたので今国会で成立することでしょう。
民主党時代は皆さんが見事に反対していた法律ですが、安倍政権になった瞬間・・・反対派がいなくなる・・・。
如何に誰もがこの発送電分離について何も調べずに反対していたのかがよくわかります。
◎結論から!
こんの糞売国奴!!!と一瞬叫びたくなる衝動に駆られました。
(ノ `・∀・)ノ゙ オオオオォ♪゙
こんなふざけた法律を参議院選挙の道具として使うこと自体が大きな間違いです!
電気・水道・ガス・道路・港湾・空港・河川等は国が管理すべき重大インフラ設備であり、これを民間開放しては国防に関わるだけでなく、有事の際の混乱で民間企業の恐ろしさを存分に味わうこととなるでしょう。
それ以上に!!!
田舎の電気を使っている皆さん!
送電部門を全て民営化するということは・・・過疎地には送電部門の採算が合わないと言うことで、徐々に電気が届けられない事態にもなりかねませんよ?
大丈夫ですか?
三段階目に到達し、下手なこの法律が改正されたとき、郵政民営化のように地方の郵便局がATMしか置かれなくなるサービス低下だけに留まらないかもしれませんよ!
電気の地域独占企業が利潤を求めるためにどれだけ酷いことをするか・・・想像に硬くありません。
電気は国の根幹を左右する重要な資源です。
決して民間に開放してはいけません!
それ以上に・・・外資に送電部門を買い占められた場合・・・もう説明は要りませんよね。
賛成した議員を売国奴と言って何が悪い!という心境です。
企業が潤い、国民はサービス低下を強いられる・・・。
都心部は価格競争が起こるから価格低下が起こるだろうが、地方は電気料金は格段に上がるだろう。
地方格差の是正を謳っている政府が地方格差を増やす政策を行い、票田の確保をしようとは何事か!
僕はどの党が政権を担おうが駄目なものは駄目と言っていきます。
それが国民の義務だと思っていますのでねぇ~。
◎ただ・・・止められないのなら・・・
・送電部門の企業の株式は過半数を国もしくは国の直轄機関の広域系統運用機関が保有する法律にし、絶対に上場させてはいけません。
・各社の送電技術のシステム統一は最低限でしょう。
・発電会社と送電会社の価格の折り合いも大問題となるでしょうから、発電部分の費用だけでも国が定めるべきでしょう。
うーん、今の政府ではこの考えは持つことは無いだろうなぁ・・・。
◎さて本題という詳細検証。
●電気事業法の一部を改正する法律案の概要(経済産業省)(PDF)
●第183回閣法54号 電気事業法の一部を改正する法律案
ということで、三段階あります。
○一段階目!
広域系統運用機関(仮称)の設立
えーっと、簡単に言えば関西60ヘルツ・関東50ヘルツの統合問題をこの機関を立ち上げることにより解消しようとする。
交流電力の周波数の統一化が目的!
ここまでは全く問題ない。
これによって送電による抵抗を考慮しても全国の発電を一応にも全国に送電できる事になるので有事の際には非常に有効となるでしょう。
全国統一の送配電体制を構築できるメリットは素晴らしいものがあります。
工場設備が問題となるが、これは致し方ないでしょう。
これこそ国内事業を国内の会社がこの需要を供給能力を用いて満たすことが出来、日本の税金が日本の会社にいきわたる上でデフレの経済政策として非常に有効と思います。
勿論僕はこの第一段階については大賛成です。
一応だけど、平常時・非常時に関わらず広域系統運用機関の命令を聞かないと過怠金の制裁を与える事ができるようですが・・・法改正でどうにでもなるんだよなぁ・・・これ。
懸案事項もあります。
『50kW以上の需要家に電気を供給する事業者(エネット、ダイヤモンドパワーなど88社が届出。実際に供給を行っている者は29社』
●特定規模電気事業者連絡先一覧(経済産業省資源エネルギー庁)
・・・供給を行っていない会社が関わる恐ろしさがここにあります。
正に利権の巣窟です。
送電部門で国民の財産の取り合いになる事が良くわかりますが・・・見事にグローバル企業が多いですねぇ。
全然関係ない企業まで沢山あります。
新電力というカテゴリー・・・チャンチャラおかしい!
自民党支部や政治資金団体に献金している企業がチラホラ見えます。
心配しない方が変であると言えるでしょう。
○二段階目!
電気の小売業への参入の全面自由化
・・・天下りではなく、民間に対して無くてはならないインフラ事業の一種の譲渡を行うと言う意味で、行政の天下りではなく、民間への媚び諂いと言えましょう。
とりあえず、この小売業も自家発電した電力は送電して一般電気事業者に利用させる義務があるようですが・・・。
電気の小売業と称した資本のあるブラック企業がここに参入すれば・・・想像に難くない恐ろしい事態も予測されます。
それ以上に・・・供給過多になってデフレがこの分だけ加速することでしょう。
要するに建設業やタクシー業・運輸業のような規制緩和で大変な目に遭っている二の舞が待っていると言うことです。
こちらの第二段階・・・
『平成28年(2016年)を目途に実施するものとし、このために必要な法律案を平成26年(2014年)の通常国会に提出する。』
となっているので、第二段階同様、現実上は先送りの法律案な事がこの問題の心配を埋めております。
○三段階目!
法的分離を前提とした送配電部門の中立性の一層の確保及び電気の小売料金の全面自由化
・・・最大の問題です。
送電部門の小売料金の前面自由化・・・値段を民間に決めさせる。
確実に地域格差が生まれ、工場は電気料金の安い地域に集中し、大変な問題を引き起こすことになるでしょう。
地方が恐ろしいほど疲弊しますので、税金は電気料金の安い地域ばかりが潤い、地域格差が一気に加速的に拡大します。
・・・誰だこんな馬鹿な法案を考えたやつは!
第二段階同様第三段階も・・・
『必要な法律案を、平成27年(2015年)の通常国会に提出することを目指すものとする。』
となっているので、第二段階同様、現実上は先送りの法律案な事がこの問題の心配を埋めております。
そう・・・今の段階は構想段階なので、完全な票稼ぎであり、しかも具体的な協議が難航しているのでしょう。
この法案はどう考えてもデフレ促進するだけでなく、結論でも書いた問題がはらんでおり、経済産業大臣の権力増大による電力供給命令の拡充と第一段階の交流電力の周波数の統一化は素晴らしいのですが、他は大変危険な法案であると言えます。
しっかりとした国会議員がいる証拠でしょう。
これに賛成票を投じた国会議員が問題のある議員である一つの証拠になるでしょうねぇ。
ちなみに参議院はわかるのですが、衆議院はわかりません。
(白票と青票が採用されているためなのかなぁ・・・HPにない!)
現在は衆議院で可決しましたが、参議院でもすぐに可決するのかなぁ。
困ったもんだ。
◎そそ、TPPの危険性にも関係するのでちょっと概略だけ日記に載せてみました。
TPPに反対する方がいましたら、ぜひ参考にしてみて拡散に同意していただけるのであれば拡散してくださいな。
目的は一つ!
TPPの危険性をとにかく広める事だけです。
○シュプレヒコール
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[TPP] [日中韓FTA] [ISD条項]
○メリット・デメリット
[TPP] ]日中韓FTA]
○日中韓投資協定(FTA)について
[概要] [目次] [本丸]
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Posted on 2013/06/13 Thu. 23:09 [edit]
category: 防衛/エネルギー
thread: 政治・経済・社会問題なんでも - janre: 政治・経済
tag: 発電送電分離
« 国家主権を民意でゴミ箱へ
公約違反はっけーんヽ(´▽`)ノ »
コメント
民社党時代は批判してたくせに自民党になると賛美し始める保守層に怒りしか感じません。
農家に未来はないや廃業しろだの無責任極まるコメントに殺意すら湧きますよ
URL | 大学生 #-
2013/06/16 00:10 | edit
No title
コメントありがとうございます。
残念ですが、これが日本人の保守層の現実なんだと思います。
僕の推測なのですが、保守層の大半の方は・・・勉強しない方が殆どで、自分にとって都合のよい書物も感情に訴えるような内容の本ばかりを推奨し、そればかりを読んでしまうので、実は何故反対しているのかわからずに反対していたのではないかと推測しています。
・・・これも一つの自由なので致し方ありませんが、結局は何が護るべきものかという部分で一番楽な選択肢が政党を支持する・信じるという結論に彼らは至っている。
そんな結論に僕は至っています。
「難しい事はわからないけど自民党がすることは正しい!」
彼らの言葉では大抵この意味が主流ですよねぇ。
裏切られても、省庁からの要望を閣法からだから仕方ないやら・政治なのだから深い駆け引きがあったからだとかの言い訳になるだけですから、彼らにはそういう意味では僕は現在においては期待しておりません。
ただそんな中で一人でも僕程度の記載で少しでも危機感を感じてくれるきっかけになればと書いておりますねぇ。
『政治とは、政治家の発言で救われる人間もいれば、その裏で死ぬ人間も発生する。これは民間人が多数発言しはじめても同じ事が起こる。』
実は政治家は勿論ですが、民間人も多くの数が無責任にコメントしていけば、実は間接的にしろ人が死ぬと言う事。
だからこそ、対策としては、間違ったときにその失敗から学び取り、無責任な発言にならないように楽しく勉強をする。
そういう意味では僕も間接的に誰かしらを殺してきたのだと思います。
でも、それが国を憂うという事ですからその重みを感じながら書くように楽しく努力しています。
彼らもいずれ自らの発言で失敗したと実感する事がある事でしょう。
その時、その度に、彼らの真価が問われる。
農家に未来は無いや廃業しろというのなら、自分や親の仕事が無くなったときの事を想像してみると良いと話す事があります。
今の仕事はどのような職種であれ必ずどこかで繋がっている。
その現実がわからない方が多いですからねぇ。
今はその現実があるだけなのかもしれません。
URL | ぽん皇帝 #-
2013/06/18 09:29 | edit
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